パティ・オースティンは1950年にニューヨークで生まれ、洗礼時にクインシー・ジョーンズとダイナ・ワシントンがゴッド・ファーザー＆マザーを務めるという経歴の持ち主で、わずか4歳でアポロ・シアターのステージに立ち、5歳でRCAレーベルと契約したというレジェンドです。日本では1981年のドゥ・ユー・ラヴ・ミーや同年のジェイムス・イングラムとのデュエット曲、ベイビー・カム・トゥ・ミーなどが有名ですが、ステッパーから人気のある1990年のGRPレーベル移籍第1弾となるこの曲では円熟味のある彼女に出会えます。2008年には念願のグラミーを受賞し、2019年の来日公演でも元気な姿を見せてくれました。