デトロイトで活動するモリッサ・ロウズは自主で制作したアルバム、イントロデューシング・モリッサ・ロウズが地元のFM局でヘヴィー・ローテイションされ、これをきっかけにブライアン・マクナイトのツアーに同行、さらにステファニー・ミルズ、アンジェラ・ウィンブッシュや同郷のアニタ・ベイカーらのステージに立ち、キャリアを積んでいきました。そして2010年のケムのアルバムに収録されたデュエット曲、イフ・イッツ・ラヴが話題になるなど、メジャー・シーンでもその名前を見かけるようになりました。
さて英エクスパンションの人気コンピレーション・シリーズ、ソウル・トゥゲザネス2012にコンパイルされ、さらに彼女の名が広く知られることとなったこのシンキング・アバウト・ユーは、同郷のマイケル・J・パウエルのペンによるステッパー曲で、シカゴ・ステッピン・パーティーでもボウル・ルーム・クラシックとしてよくプレイされています。