1940年ニュー・ジャージー生まれのディオンヌ・ワァウィックは音大生時代にバート・バカラックと出会ったことがきっかけとなり、卒業後の1963年にレコード・デビュー、ドント・メイク・ミー・オーヴァーが全米ビルボードR&Bチャートで5位となる大ヒット。翌1964年にはウォーク・オン・バイとリーチ・アウト・フォー・ミーが同チャートで1位となり、バート・バカラック&ハル・デイヴィッド作品を表現する最高の担い手の1人となりました。その後スピナーズとの共演などを経て1979年にはバリー・マニロウのプロデュースによるアイル・ネヴァー・ラヴ・ディス・ウェイ・アゲインがポップ部門で、デ・ジャヴがR&B部門でグラミー・ダブル受賞という快挙を成し遂げ、名実ともにアメリカ音楽界のレジェンドとなりました。このフレンズ・キャン・ビー・ラヴァーズは1993年にリリースしたアルバムのタイトル曲で透明感のあるトラックに円熟味を増したディオンヌの豊かな歌が響き渡り、徐々に盛り上がっていく曲の進行はステッパーならずとも思わずのめり込んでいってしまいます。ちなみにディオンヌの家族には妹のディー・ディー・ワァウィック、 義妹にジュディ・クレイ、姪にシィシィ・ヒュウストン、従姉妹にホイットニー・ヒュウストンがいるという音楽一家です。
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Friends Can Be Lovers
Dionne Warwick
レア★★☆☆☆
おススメ★★★★★
- Album:
- Friends Can Be Lovers
- Label:
- Arista
- Release:
- 1993
- BPM:
- 97