1973年ニュー・ヨーク生まれのマックスウェルことジェラルド・マックスウェル・リヴェラは3歳の時にプエルトリカンの父を飛行機事故で亡くし、ヘイシャンの母に育てられました。友人から譲り受けたカシオのキーボードを使って17歳の頃から作曲を始め、20歳になる頃にはデモ・テープを配ったり、マンハッタンのクラブなどでライヴを開催するようになると、そのパフォーマンスが評判を呼び1994年にコロンビアと契約、リオン・ウェア、ワー・ワー・ワトスンの協力を経て1996年にリリースされた1stアルバム、マックスウェルズ・アーバン・ハング・スイートは、全米ビルボードR&Bチャートで38位を獲得、プラチナ・アルバムとなりました。2ndシングルとしてカットされたこのアセンション(ドント・エヴァー・ワンダー)は、透明感のあるサウンドでありながらどこかマーヴィン・ゲイを彷彿とさせるところなど、まさにネオ・ソウル黎明期ならではの1曲で、チャートでは8位を記録、その後の2ndアルバム以降の大成功を予感させるのに十分であるとともに、20年以上経った今でも新鮮な輝きを放っています。
SONG LISTおすすめのブラックミュージックデータベース
Ascension (Don’t Ever Wonder)
Maxwell
レア★★☆☆☆
おススメ★★★★★
- Album:
- Maxwell's Urban Hang Suite
- Label:
- Columbia
- Release:
- 1996
- BPM:
- 96